面接時、または応募書類に『自己PR』と『長所』の両方を問われたときに備え、答えを準備しておいた方が良いと思います。自己PRも長所も、どちらも自分の良いところになります。
自己PRは「仕事をする上での強み」、長所は「性格の優れた点」という解釈で回答を用意すると良いかと思います。
自己PR
採用側が自己PRを問う目的は「当社に入社して具体的にどの様に貢献してくれるのか」をイメージしたいからです。
自分の仕事における強み
仕事における他人よりも得意なことを考えておいてください。これまで経験した仕事の中で、具体的なエピソードが必要です。ある取り組みをして、その結果どの様な実績を出したというストーリーがあると良いです。売上げ、コスト削減や達成率など、数字で表現できれば理想的です。
新卒の方の場合、実務経験がありませんので、部活動、学校行事やアルバイトなどのエピソードで良いと思います。「自分が御社に入社すれば会社の役に立つ従業員になれる」ということを知ってもらうことが大切です。
結論から先に伝える
私の強みは~です。と、最初に結論を述べると相手に印象的だと思います。その後に「~という実務を通して~という課題に対して、私の強みである~を発揮し~という結果になりました」の様です。
ただ私の個人的な意見ですが、あまり過度にアピールすると逆効果になりますので注意してください。ひとつの強みを言えれば良いと思います。
長所
採用側が長所を問う目的は「社風に合う人物かどうか」をイメージしたいからです。
自分の性格の中で優れている点
人柄を問われているので、性格上の魅力や自信のある点をベースに準備して下さい。これも具体的なエピソードが必要です。「私の長所は~です。~に対して~することが出来ました」の様です。
これも多くを述べる必要はありません。「私はコミュニケーション力があり、チームワークもあり、リーダーシップもあり。。。。」といくつも挙げるのはお勧めしません。何かひとつ、一番の強みで良いかと考えます。
自己PRの内容とつじつまを合わせておく
自己PRの内容とつじつまが合わないと困ります。ご自身がどういうキャラの人間かを長所としてアピールして下さい。できれば応募企業がどのような企業文化を持っていて、どの様な人材を求めていて、などをホームページなどから事前に確認し、それに沿った形でアピールできれば良いかと思います。
最後に
- 自己PRは「当社に入社してどの様に貢献してくれるか」を見ています
- 長所は「社風に合う人物かどうか」を見ています
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