職場でのストレス

職場、会社内

職場でのストレスは誰にでもあります。もちろん人によっても違いますよね。私がストレスに感じるものが、他の人は全く感じないとか。年齢や世代によっても違うかもしれません。

でも多少のストレスや緊張があった方が仕事の効率が良かったり、いいアイデアが出たりというのはあると思います。但し過度なストレスは病に発展しますから、これには気を付けなくてはいけません。

今回は、事前にストレスとなる項目を列挙し、事前に意識することで少しでもストレス回避に役立てていただければとの思いで記述しています。

ストレスって

原因は

ストレスを引き起こす原因は 1.物理的なもの(温度、湿度、騒音など)、 2.化学的なもの(酸欠、薬害など) 3.生物的なもの(ウィルスによる病気など) 4.精神的なもの(精神的苦痛)と言われています。

職場のケースはほとんどが精神的なものではないでしょうか? 特に主な原因は人にありそうですよね。職場は人の集まる場所ですから、人が集まればそこに人間関係でストレスを感じることは自然なことかもしれません。

我々の体にどの様な影響が出るのか

睡眠障害、食欲が無くなる、食欲が増す、頭痛、めまい、疲労感、動悸、息切れ、肌荒れ、腹痛、便秘、下痢など、これらは我々の身体に現れるものです。

また、マイナス思考になる、集中力の低下、自分を責める、憂鬱な気分になる、やる気が出ない、怒りやすくなる、などの精神面、感情面に現れることになります。

解決方法はあるのか

よく趣味に没頭とか、睡眠を多くとるとか、好きな音楽を聴くとか、旅行に行くとかでストレスを解消するって聞きますよね。ただ、これって仕事と違うことをしてストレスを一時的に忘れるというやり方ですよね。

ちなみに私の場合ですが、これらでストレスは解決しません。私の場合は、ストレスの根源を解決するか、ストレスに慣れてストレスを感じなくなる、の2つのパターンになります (笑) なので、人によって解決方法が違うかもしれません

どのようなタイプの人がストレスを感じやすいのか

他人と自分を比較してしまう人

他人と比較すると自分との違いに気づいてしまい、それがストレスになってしまっているケース。相手のペースが自分より遅いとか、考える過程が違うとか、とにかく相手との違いがいちいち目についてしまう人です。

私からの提案として、他人と自分の比較を止めてしまうことはいかがでしょうか。または、止めるが極端だという方は比較の意識度合いを下げるはどうでしょうか。会社にいる間は、ご自身のスキルの絶対値だけに興味を持ち、人のことはどうでも良い主義になり、そもそも十人十色なんだから同じわけない、と思って職場の人達とお付き合いするのはどうでしょうか。

思ったことを上手く表現できない人

控えめな性格、優しい性格で感情を表に出さないタイプの人は、周りの意見に合わせすぎてしまったり、上手く断れなかったり、嫌なことを嫌と言えなかったりで内面にストレスが溜まっていくのではないでしょうか。ストレスを溜め自分が壊れてしまうことだけは避けなくてはいけません。

全てとは言いませんが、思っていることを少しずつ表現していく努力をするはどうでしょうか。思っていること(意思)を伝えるということは、何をするにしても社会人である以上必要不可欠です。日々の努力で少しずつ改善していくと思います。

責任感の強い人

完璧主義でリーダーシップが取れるような人は、仕事の質やスケジュール管理などを完璧にこなそうとするあまり、それが逆に自分へのプレッシャーとなりストレスを感じてしまうかもしれません。物事が開始する前から失敗やトラブルに神経質になり過ぎてストレスで自滅するようなことは避けたいですね。

私からの提案として、「ビジネスは期日(納期)優先主義」にしてみてはどうでしょうか。期日に対する遅れはプロフェッショナルでないと考えるのです。ある場面では、期日優先なので60%の完成度で提出しなければいけない時があるかもしれません。この場合は、ご自身のスキルの絶対値が不足していた訳で(要は能力が足りない)、いさぎよく60%の完成度で提出してください。もしかすると上司から説教を受け、お客様からお叱りをいただくかもしれません。しかし、その不本意な結果をモチベーションに変え「次回からもっと完成度を上げられるように改善しよう」「もっと自分のスキルを磨こう」と日々努めていくというのはいかがでしょうか。

完璧主義とスキルの実態にギャップがあるとストレスになります。ストレスに感じるのではなく、ご自身のスキル向上に目を向けた方が良い結果になるように思います。

職場でのストレスの原因

人間関係

人が集まればストレスになります。どうしても苦手な人っていますよね。わかります。先にも触れましたが、人は十人十色と考え、職場では自分のスキル向上に集中していくというのはどうでしょうか。

苦手な人に対しては、ご自身の中で『苦手な人克服ゲーム』を開催し、あの手この手で自分なりにプランを立て苦手を克服する行動をとってみたらどうでしょうか。要は苦手な人で遊ぶわけです。

あとは苦手な人をなるべく避ける、ですね。最悪なのは上司が苦手な人の場合です。どうしても解決しないのであれば部署を変えてもらう、場合によっては転職を検討することになります。但し良い転職をするためにはスキルが必要です。もしかしたら、ご自身のスキル向上に集中すると人間関係という問題に対して距離をおくことが出来るかもしれません。

良くわからないけど漠然とした不安がある

会社員として少し経験を積み、社内では一応は最低限の仕事をこなせるようになった頃、「このままで良いのか?」と漠然と不安を感じることがあります。ご自身に何か特別な将来の計画がある方は、この様な不安と無関係かと思います。

実は私自身もそうでした。漠然と不安な気持ちでした。その様な方へ私からの提案は、「人生はなるようにしかならない」と考えてみるのはどうでしょうか。何度も触れましたが会社員である以上、集中すべきはご自身のスキル向上です。目の前のひとつひとつを確実に処理し、克服していくことでその会社で昇進する場合もあるでしょうし、良い転職ができる可能性もありますし、独立してフリーや起業することもあるかもしれません。でもそれは、日々の努力の結果であって妄想するものではありません。逃げずに真面目に向かっていく姿勢は、スキル向上に欠かせないものです。必ず結果はあとからついてくると自分を信じませんか。

仕事内容があっていない

そもそも仕事は楽しいものではありません。どちらかというと辛いものです。恐らくですが、その仕事が自分に向いていないと考えるのは楽しくないからではないでしょうか。楽しければ自分に向いていると思うのではないでしょうか。しかし楽しいと感じる仕事は給料が安かったり、昇給もあまりしないのではないでしょうか。なので、仕事が自分に合っていないと思うのは、ある意味、仕事への取り組む姿勢は正しいのではないかと推測します。

但し、本当にキャリアを変更したい場合は、まずは会社の上司に部署の変更が可能か相談するのもひとつです。もしくは転職によって職種を変えることも可能ですが、中途採用の場合は即戦力を求められます。職種を変える場合は、次の職種と現在の職種の関連性をアピールして、今までの経験が新しい職種で役に立つという説明を用意して下さい

最後に

  • 会社員だけでなく、何をしてもストレスはつきものです。ストレスを避けるよりは共存を考えた方が現実的だし楽な場合もあります
  • 何事も無理はいけません。ご自身の健康を第一に考えて下さい。健康なら何でもできます。病気になるような危機的な状況でしたら、その職場を直ちに去ることを検討して良いと考えます。決してご自身を責めてはいけません

コメント

タイトルとURLをコピーしました