会社員の弱点

会社員の日常

会社員の良いところは多くあります。とりあえず安かろうが毎月給料が支払われます。社会保険や厚生年金も会社が半分負担してくれています。会社の福利厚生も利用できますし、しかし何といっても安定した収入があるということで社会的な信用があります。会社員をしていると大変なこともありますが、総合的に考えてみると悪い職業ではありません。

しかし、その様な会社員も会社員であり続けるための弱点の様なものが存在すると思います。弱点をあらかじめ知っておくことで精神的にも落ち着けるのではないでしょうか。

会社の規則に従う必要があります

個人事業をしているわけではないので、好き勝手な行動はとれません。会社の規則を守ることで会社の一員として認められることになります。

拘束時間がある

始業時間、休憩時間、就業時間など、時間に関する決まりごとがある。好き勝手に自分の都合で時間を変えられない。団体行動になります。

職場内の付き合いもある

疲れたので今日は定時であがり帰宅したいと思っていても、上司や同僚などから声がかかり、居酒屋で終電直前までお付き合い。仕方がない部分もありますが、断りづらい職場内の雰囲気があったりします。

人間関係

上司、同僚、後輩、部下、これらは会社が決めることであり、自分で選べることではありません。結局は、社内の人間関係を良好なものにすることを強いられる状態になります。自分の好き嫌いが言えまないところは弱点です。

好きな仕事をすることができない

異動や転勤、配属される部署は会社が決めることなので、自分で配属先を決められない。与えられる仕事内容が、希望職と一致しない場合がある。

職を失う怖さ

会社に所属してはじめて価値がある会社員は、職を失う、所属する会社組織がなくなるなどの状況に危機感を持っていると思います。所属する組織がなければ会社員はただの人になります。

懲戒による解雇

犯罪行為などにより懲戒解雇になった場合、会社員の再就職は非常に困難なものになります。犯罪行為をしなければ良いだけなのですが、何かのトラブルに巻き込まれ、裁判沙汰にでもなった場合、社内の評価などに影響が出る可能性もあり、最悪自分から退職の道を選ぶ場合もあるかと思います。

会社員は、とにかく立場が弱いというのはこの部分にあると思います。自分が働きたいという意志があっても、雇用主である会社から「要らない」と言われればそれで終わりなんです。

年齢が高くなるほど転職は難しくなります

会社倒産やリストラなどで職を失うことがあるかもしれません。しかし年齢が若いうちはいいのですが、どんなに正当な理由であっても、年齢が高くなればなるほど転職は難しくなります。

年齢が高くても、高い専門性を備えている方なら何とかなるかもしれません。別記事ですが参考にしてみて下さい。50代の転職。

最後に

  • 会社員の弱点のひとつに時間の自由度の狭さがあります。自分がこうしたいという意志の強い方にとっては辛い職業かもしれません
  • もうひとつの会社員の弱点は、懲戒による解雇をうけた場合、再就職が非常に厳しくなります。変なトラブルに巻き込まれないように注意をはらう必要があります
  • また年齢が高くなればなるほど再就職は厳しくなります。これも弱点ではあります

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