この世で自分の力で変えられるのは『自分自身』と『自分の未来』です。反対に自分の力で変えられないのは『過去』と『目の前の出来事』だと思います。会社での上司との出会いに関しては、こちらで決めることは出来ません。自分の会社での上司は決定事項なのです。
確かに上司との相性という問題はあります。しかし上司と上手く付き合うことが出来なければ、結局のところ会社で良い思いが出来ないことになります。はじめに触れましたが、自分自身を変えることによって上司と接すると社内での景色が良い意味で変わるかもしれません。
今回は私の今までの経験をもとに、プロとしての会社員の上司への対処法について記述してみます。
上司との付き合い方
嫌いだと思う上司
会社員は会社で仕事をしてお金(給料)をいただいているわけです。プロとしてお金をいただいている以上、人の好き嫌いで仕事をしてはいけません。嫌いであっても仕事上必要なことは報告しなければいけません。しかし、そもそも好きとか嫌いという感情が仕事の中にあること自体プロとは言い難いところです。これが基本だと考えます。
気分屋の上司
気分の良いときは相談に乗ってくれるけど、気分が悪いと態度が悪い上司。私も部下なら、正直ムカつきます。でもプロの会社員として乗り切らなければなりません。私なら、その上司の気分の悪そうな時は彼の視界から消える努力をします。そして気分のよさそうな時のみに話をするようにしてみます。たまに失敗したりするかもしれませんが、毎日が『上司の気分の探り合いゲーム』として楽しむようにします。面倒くさいですが、これもプロの会社員としての処世術のひとつと心得て下さい。
「どうしたいの?」と切り返してくる上司
これですが、多分、自分自身で何も考えず質問を直接ぶつけてしまった結果ではないかと思います。例えば「***の様に言われたのですが、どうしたら良いでしょうか? 教えてください」みたいな質問をしてしまっていませんか? 質問する場合は、いったん自分なりに考えて、それでその結果を素直に質問してみたらどうでしょうか。「***について*****の様に考えたのですが、***の部分が良く理解できなかったのでアドバイスをいただけないでしょうか」の様な質問に変えてみて下さい。
絶対に無理な仕事量を押しつけてくる上司
仮に、その上司なら出来てしまう仕事量なのか、その上司だって無理な仕事量なのかによって違いもありますが、基本的には『無理です』とはっきり断って下さい。だって無理なんですから。。。
断ると査定が悪くなるとか考えると断りづらいですが、安請け合いしてできない方がよくありません。こういう時は、はっきりしておいた方が今後のためにも良いと思います。
次の段階として、期日優先なのか、期日は遅れても質が優先なのか、上司とポジティブな会話にもっていければ良いと思います。期日優先なら他のメンバーも交えて手分けするとか、質が優先なら何日待っていただけるのか、などになります。
上司が好きな部下
前向きな人
ポジティブで前向きな部下は上司としても頼りになります。
素直な人
素直さは、特に新人もしくは若いときに必要なものです。まずは指示に対して素直に受け入れ、そして行動してみることです
自分で考える習慣のある人
自分自身で考える習慣のない人、わからないと思った瞬間にすぐ質問する人がいますが、それダメです。自分でいったん考えてみることです。自分で考えないと成長しません。
最後に
- いろいろなタイプの上司がいますが、お互いに信頼関係が築けたら最高です
- 信頼関係が築けると言いづらいことまで話が出来たりするのでコミュニケーションが深まります
- 良い上司になって下さい
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